マスク2枚配布は、そんなにおかしな政策か

新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。他国の状況を見ても、日本がすぐに終息するとはとても思えない状況です。

何をしたら良いかも分からず、いつまで続くかも分からず、みんなが不安に思っていることでしょう。

そんな折、マスクを一世帯に2枚ずつ配布するという発表がありました。

それに対して、「もっと他にやることがある」「今さら何を」「エイプリルフール(冗談)かと思った」などなど、さんざんないわれようです。

でも、本当にそんなに悪い策でしょうか。

正直いうと、これを聞いたとき、私も「え?!」と思いました。

どんどん自粛が広がり、学校もいつ再開されるか分からず、どんどん不安が広がる中、何だかとぼけた策に思えたからです。

でも、少し考えてみると、そんなに悪くもないような気がしてきました。

とても素晴らしい!

とはいえないものの、

そこまで言うほどひどくはないんじゃないの?

という気がしています。

その理由を説明します。

今、マスクが不足しています。コロナウイルスが話題になってからというもの、店頭からマスクは消えました。○億枚増産するから品不足は解消されるといいつつ、未だに解消されません。

毎朝、あちこちのドラッグストアに行列ができていて、それでも買えない人もいます。

仕事の都合などで行列に並ぶことができない人もいます(私はこれです)。

一方、一番マスクを必要としている医療関係者でさえ、マスクが足りなくなっているといいます。病院によっても違うようですが、本来ならどんどん使い捨てで取り替えていきたいところを、1日1枚などで乗り切っているようです。

マスクは足りないんです。

本当に必要な人も、手に入れられないんです。

このような状況の中で、マスクを増産しても、店頭で行列に並んでマスクを求める一般消費者がいる限りは、すべてを医療従事者に回すわけにもいかないでしょう。

一般消費者も、大きな不安を抱えていたり、それなりの必要性があるわけで、マスクがまったく店頭に並ばなくなったら大変なことになります。

でも、ドラッグストアなどに回す量を減らさないと、医療従事者の方に回すこともできません。

かといって、医療従事者の方に多くを回してしまうと、世の中の人たちが大騒ぎになります。

であるならば、それほど必要性の高くない一般の人には、使い回しができるマスクを配布して、新たに増産されるマスクは医療従事者に最優先で回すということにしたらどうでしょう。

今、ドラッグストアで行列をつくっている人たちの多くは、毎日毎日、使い捨てで何枚も使わなくても大丈夫な状況なのではないでしょうか。

政府から配布されるマスクと、すでに購入したマスクを利用すれば、毎朝ドラッグストアの前に並ばなくても良いのではないでしょうか。

そうなれば、増産されるマスクは、すべてとはいわないまでも、医療従事者に回すことができるわけです。

本当に必要な人のところに届きやすくなるのです。

そう考えると、私は、このマスクを2枚配布するという策は、そんなに悪くはないだろうと思うのです。

そんなカネがあったら、他のことをしろという意見も理解できます。

休業保障が必要ということも分かります。

経済的な対策がなければ、それも命に関わることになるとも思います。

でも、まずどちらに手をつけるかといえば、直接命に関係する感染拡大防止ではないでしょうか。

もちろん、経済対策も早急にやる必要があることはいうまでもありません。

それでも、どちらかを先にやるのであれば、感染拡大防止でしょう。

安倍政権が素晴らしいと思っているわけでもありませんが、だからといって「ダメだダメだ」ばかりいっていてもしょうがないのではないでしょうか。

誰かに文句をいっている暇があったら、自分にできることをする

みんながそうすれば、たとえこんな状況でも、もう少し明るい気分で、乗り切っていけると思います。

あれこれ余計な批判が多くなると、進むものも進まなくなります。

大変な状況です。

力を合わせて、乗り切っていきましょう!