社員教育をおろそかにする会社は、そのうちつぶれるでしょう

企業は厳しい競争の中で事業を営んでいます。
そのため社員教育に時間を割く余裕がないという企業があります。
でも、そんなことをしていると、社員が育たないだけではなく、企業の存続も危うくなってしまいます。


工場には様々な機械があります。部品を製造したり、製品そのものを製造したり、種類は様々ですが、商品を作り出す機械があります。

さて、この機械ですが、必要に応じて燃料を補給したり、点検・メンテナンスしたり、場合によっては修理したりしますよね。

何もしないという会社はないはずです。

きちんと動いて、役割を果たしてもらう(何かをつくる)ためには、必要に応じて、点検やメンテナンスが必要になります。

日常のちょっとした点検やメンテナンスもありますが、ある一定のタイミングでは、かなり大がかりな点検やメンテナンス、調整、修理が必要になることもあります。

どこの会社でもやることですよね。

当たり前のことですよね。

ところが、社員に対しては、仕事をしろと命令して、給料を払う以外に特に何もしない会社があるのです。

福利厚生がどうとか、有休がどうとかそういう話ではありません。

機械でいうところの、メンテナンスや点検、調整や修理のことです。

社員も商品やサービスをつくり出す役割を担うはずですが、ここには何の手当(通勤手当とかじゃありません)もないのです。

人間は機械よりも繊細で、精密なものなのに、放りっぱなしなんです。

それで、その人が持つ力を最大限に引き出せると思いますか?

ちょっと方向性がズレていたら、その都度修正して合わせる
モチベーションが下がっているようだったら、その原因を調べて対処する
疲れているようだったら、休ませたり、仕事量を調整する
技術的に未熟であれば、丁寧に指導する
本人の希望などを叶えて、やる気が出るようにする

などなど、細かくチェックして対処していけば、同じ人からより多くの力を引き出すことができます。

逆に何もせず、ただ使いっぱなしだったら、力が引き出せないどころか、壊れてしまいます。

実際、ブラック企業なんかはそうですよね。

ブラック企業でも業績は好調になることもあるでしょう。

社員をこき使って、低賃金でたくさん働かせれば、会社の利益にもなるでしょう。

ただ、そういう企業は長続きしないはずです。どこかで何かが破綻します。

長期的に、自分の会社を成長させたいなら、少なくともずっと安定した収益を上げていきたいのなら、ブラック企業を真似してはいけません。

社員の力を最大限に引き出すために、細かくチェックして対処していかなければなりません。

それが社員教育です。

研修だけが社員教育ではありません。

日々の仕事の中で、あれこれやっていくことも社員教育です。

ここをおろそかにする会社は、成長できません。

なぜなら、大切な商品を作り出すものなのに、メンテナンスすらしないような会社ということですから。