飲み会は必要か?数十年前から変わらぬ法則とは?

そろそろ忘年会の季節。
コロナ禍の前は、
毎日のように忘年会と称した
(ホントの忘年会もある)
飲み会が開催されていました。

「これだけ続くと大変だよ」
といいながら、
(まあ、本当に大変ですが)
楽しく飲んでいました。

それが一切なくなりました。

でも、今年はどうでしょう?

感染者数は激減し、
ワクチン接種も進み、
自粛疲れも限界が来て、
「さぁ、飲み会だ!」
という人もいるでしょうね。

そんな折、どこかの調査で、
「飲みニケーション」は必要か
というアンケートがありました。

数字は忘れましたが、
必要だという人は、だいぶ減少したようです。

でも、実は、数十年前から、変わってない法則がある
思うんです。

それは、

上司は飲みたがり、部下は避けたがる。

というもの。

私自身、飲み会は大好きですが、
若い頃、上司に飲みに誘われるのは、正直苦痛でした。

嫌な上司はもちろん、
それほどでもない上司でも、
やっぱり気を遣いますし、
それなりに緊張しますし、

仕事が終わったら解放されたい!

と思うので、嫌でした。

ところが、なんということでしょう?

そんな私が、上司や先輩の立場になると、
後輩や部下を誘って、
飲みに行きたくなるのです。

ちなみに、
私は、部下や後輩にも
いらない気を遣うタイプです。

少なくとも自分ではそう思っています。
(それが危ないとも思いますが)

なぜ気を遣うかといえば、
「気を遣うだろうな」
と思うからです。

じゃあ、誘わなきゃいいのですが、
上司の立場になると、
もっとコミュニケーションを取って、
信頼関係を深めたいと
思うんですよね。

1対1の関係だけではなく、
チームと自分とか、
1対多も含めて、
関係を深めたい。

そうすると、
手っ取り早いのは、飲み会なんです。

もちろん、
そういうのが苦手な人がいるのは、
分かっています。

終業後じゃなくて、
仕事中にやればいいじゃん、
という声があるのも分かります。

でも、自分が社長とかならともかく、
一部門の長ぐらいで、
仕事中にコミュニケーションのための
時間を取るのは難しいですよね。

となると、やるなら終業後となり、
終業後ならお酒も・・・
となって、飲み会となる。

それが本当に必要か、
といわれれば、
ん~、どうでしょう???

確かに、いろいろなやり方が
あると思います。

飲み会じゃなくてもいい

そうも思います。

でも、メリット、デメリット、
いろいろ考えても、
飲みに行くというのは、
かなり有効な手段です。

もちろん、酒の場での、
セクハラ、アルハラ、パワハラなどは厳禁です。

誰もが楽しく飲める会が、大原則です。

といっても、
嫌な人は嫌なんですけどね。

難しいところです。

でも、一ついえるのは、
仕事は仕事、プライベートはまったく関知せず、
というようなチームは、あまり強くなりません。

プライベートに踏み込んで、
何でも干渉するのもダメですが、
ある程度、お互いの
プライベートな部分を知っている方が、
チームの結束力は高まります。

ワークライフバランスなどを考えた、
新しい勤務体系を推進するためにも、
より親密な関係が必要です。

もちろん、
業務をスムーズに進めたり、
改良・改善を進めたり、
良い仕事をするためにも必要です。

まあ、ただ、
それを実現する手段は、
メンバーに応じて、
工夫するしかないでしょうね。

飲み会がすべてではないし、
飲み会をやればいい、
というものでもありませんし。

心しておくべきことは、

いわないかもしれないけど、
嫌な人もいる、

という事実。

自分が好きだからといって、
みんなが好きとは限らない。

当たり前ですが、忘れがちです。

飲み会に限らず、
何でもそうですけどね。

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