なぜ、楽しい会社なのか?

楽しい会社をつくりたい…は、変ですか?

楽しい会社をつくろう!

こんなことをいうと、変な人だと思われるかもしれません。

仕事は厳しいものであり、
ビジネスはそんなに甘いものではない。
楽しいとか何とか言っているのは、
厳しさを知らないからだ!

そんなことを思われるかもしれません。

でも、「楽しい」というのは、いろんな意味でとても重要なことだと思うのです。

楽しいから、力を発揮できる

たとえば、経営者なら誰でも、社員にがんばって働いてもらいたいと思いますよね。

それぞれの社員が力を発揮して、できる限り大きな成果を上げて欲しいと思いますよね。

では、人が一番力を発揮するのはどんなときでしょうか?

集中しているとき。
好きなことをやっているとき。
得意なことをやっているとき。

そんな感じでしょうか?

確実にいえるのは、イヤイヤ仕事していたのでは、大きな力を発揮することは難しいということです。

仕事が厳しいものであることは事実ですが、そんな中でも、前向きに、積極的に、熱意を持って仕事に取り組む。

そこが重要だと思います。

そのためには、厳しい仕事であっても、楽しめる環境があったり、仕事内容を楽しいと感じられたりということが必要なのです。

ですから、社員の力を引き出すためには、仕事が楽しくなるような会社をつくることが重要だと思っています。

「楽しい」ことが重要だと思うのには、他にも理由があります。

つまらないものは、もう売れない・・・

それは、ものを売るため、マーケティングの観点からです。

日本のような成熟した国では、生活に必要なものは、もうすでに行き渡っています。

新しく発売される商品も、今までにないような画期的なものではなく、今ある何かのアップグレード版ですよね。

そうなってくると、別に、買い物する必要がなくなってくるんです。

もちろん、食料品や雑貨、衣料などの生活必需品は別です。

ドンドン消耗するようなものも別です。

でも、ちょっとお金を貯めて買うようなものは、すでに持っているので、買わなければいけない必要性があまりないんです。

そうすると、不況になれば、ものが売れません。

多少お金があったとしても、老後に不安、将来に不安などと思っていれば、財布のひもは固くなります。

何か、「これは欲しい!」と心を刺激するような商品じゃないと、今は売れないのです。

ありきたりのものは、なかなか売れない時代なのです。

楽しいものなら、買いたくなる!

その一方で、ちょっと変わったものが売れていたりします。

特別なデザインとか、限定商品とか、他では買えない特注品とか。

もちろん、日本中のたくさんの人が買うわけではありませんが、そういうちょっと何か面白い、興味深いものについては、お金を奮発しようという人が、それなりにいるのです。

中小企業は、そういう人に売っていかなければいけません。

安売り競争では、大企業に勝てませんからね。

もちろん、扱ってる分野によって、面白くできるものと、そうじゃないものがあります。

でも、いずれにしても、買い手が心を動かされるような、ワクワクするようなものじゃないと、なかなか売れない時代だということは間違いありません。

私たちは、買い手がワクワクするような、刺激的な、楽しい商品をつくらなければならないのです!

楽しいものを作るなら、楽しい会社!

そのためには、まず社員たちが楽しんで、自分たちが面白がって、仕事をしていく姿勢が重要です。

ものづくりでよく言われることですが、作った人が、その商品の一番熱心なファンじゃないと、なかなか魅力的な、刺激的な、ワクワクするような商品にはならないのです。

ですから、厳しいビジネス環境に対応して、自分たちの会社を成長・発展させようと思ったら、楽しい会社をつくるしかないのです。

成長・発展ではなく、生き残っていくためにも楽しい会社をつくらなければなりません。

ありふれた、退屈な商品をつくっているのでは、ビジネスとして生き残っていくことは難しいからです。

だから、楽しい会社をつくろう!

ですから、厳しい経営環境だからこそ、生き残るためにも、成長するためにも、「楽しい会社」をつくることが重要なのです。

  • 楽しい会社とは、社員がイキイキと働く会社です
  • 楽しい会社とは、お客さんをニコニコ笑顔にする会社です
  • 楽しい会社とは、関係者全員を幸せにする会社です

想像してみてください!

あなたの会社の社員が、みんなイキイキと働き、
お客さんを喜ばせ、ニコニコ笑顔にしている姿を。

そうなれば、当然、売上・利益もついてきます。

ですから、あなたも、ぜひ、楽しい会社をつくってください!

そのためにどうしたら良いかは、次回以降にお話ししていきますね。

お楽しみに!

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