5-2:かけ声だけは威勢がいい

前回に引き続き、メルマガ第5号の、組織活性化の取り組みがうまくいかない理由についてです。
メルマガでご紹介したのが、「経営者が本気になっていないということ」、前回ご紹介したのが「目的がはっきりしていないこと」でした。
今日ご紹介するのは、「かけ声だけは威勢がいい」というパターンです。
たとえば、「時代は変わってきているのに、このままじゃダメだ!みんな、意識を変えよう!我が社には意識改革が大切だ!!」と、経営者が言います。
社員は、「確かにそうかもしれない」と思います。
ところが・・・


さて、一体、どのように意識改革したら良いのでしょうか?
意識改革しようと思って、意識改革ができるくらいなら、誰も苦労はしません。簡単には出来ないから、誰もが苦労するわけです。
ですから、いくら社長が、「意識を変えろ!」と叫び続けても、意識なんて変わりっこないわけです・・・
このような場合は、「意識を変えるのではなく、先に、行動を変えさせる」のです。形から入って、その行動に慣れてきた頃には、その心が定着するという感じです。
コンピテンシーの考え方などは、これに近いかもしれません。
優績社員の、具体的な行動特性を分析して、それを基準にして行動すると、他の人も成果が上がるだろう、ということです。簡単にいえば、「出来る人のまねをする」ってことですね。
ということは。
意識を変えたら、どのような行動になるのか、社長が、やって見せるということです。やって見せないにしても、どのように行動するべきなのか、具体的にアドバイスをするのです。
もちろん、社員全員には出来ませんから、役員とか幹部が対象になるでしょうが・・・
最初のうちは、大変でしょう。手取り足取り、いちいちやって見せたり、指示したりする必要があるわけですから。
「面倒くさいな・・・」
「いちいち言わなくても分かってほしい・・・」
そうは言っても、最初は、手間暇かかるのものなのです。
ここでも、経営者が本気かどうかが問われます。
本気であれば、どんなに手間暇かかろうが、やってみせ、言い続け、指示して、やってみせ、また言って・・・
と、定着するまで、やり続けるわけです。
途中であきらめずに、最後まで、しつこ~くやり続けるのです。
染みついた習慣をぶちこわすわけですから、かなりの覚悟がないと、最後までやり通せません。
しつこいようですが、経営者の「本気」、「覚悟」が、非常に重要なのです。

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