5-4:危機意識の欠如

メルマガ第5号でもご紹介した、危機意識の欠如。
会社がこんな状態になっているのに、社員の意識は変わらない・・・
良く聞く話です。
どうしてそうなるのでしょうか?
おそらく、自分の身に危機が迫ってこない限り、社員が危機意識を持つということはないでしょう。


赤字なっても、給料は振り込まれる・・・
赤字になっても、少額ではあるがボーナスはある・・・
そのような状況であれば、社員は危機意識を持たなくても当然です。
場合によっては、給料が減ったとしても、それほど危機意識を持たないかもしれません。
これを、家庭にたとえてみたいと思います。
働き手のお父さんは、社長。
専業主婦のお母さんは、経理部長。
3人いる子供は、一般社員です。
お父さんの給料が下がります。主婦のお母さんは、一生懸命やりくりをしますが、家計は大変です。そこで、子供たちの小遣いを減らします。
子供たちは、怒ります。
「何で、小遣い減らすんだよ~!」
「しょうがないでしょ!お父さんの給料が減ったんだから!」
「チェッ!!」
子供ですから仕方ありませんが、給料が減ったことに対する危機意識などありません。
子供は思います。
「何で、うちのお父さんは、もっと働いてくれないんだよ」
「うちのお母さんは、ケチだな」
良くて、
「お父さんの給料が減ったんだから、仕方ないか・・・」
という感じでしょうか。
お母さんも思います。
「うちのお父さん、もっとがんばってくれなきゃ!困ったものね」
「このままだと大変。この先、どうなるんだろう・・・」
お母さんも、基本的には、お父さんにがんばって欲しいと思うだけで、危機意識は持ちません。場合によっては、危機意識ぐらいは持つかもしれませんが、だからといって、自分が何とかしようとは、思わないのです。
それでは、意味がありませんよね。
会社でも、これと似たようなことが起こっているのだと思います。
子供のように、まったく危機意識を感じず、社長が悪いとかケチだとか思っている社員もいるでしょう。
危機意識は感じているけれども、それが、行動に表れない社員もいるでしょう。
これを何とかするのには、
・今、どうしてこうなってしまっているのか
・このままだと、どんなことになってしまうのか
ということを、きちんと説明しなければなりません。
と言っても、「売上が落ちて、経費が増えたから赤字になった」程度の説明では不十分です。なぜ、売上が落ちてきているのか、なぜ、経費が増えているのか、その原因を十分に分析して説明することが必要になります。
それは、子供に、お父さんの会社がどういう原因で赤字になって、そのためにどのくらい給料が減って・・・ということを理解させるのと同じくらい、丁寧に説明する必要があります。
社長は、そのくらい分かるだろうとと思っていても、社員は分かっていないものです。
全体の構造をきちんと理解させないと、社長と同じように危機意識を持ち、そこから何とかしなきゃ、という行動には結びついていきません。

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