7-2:調子に乗せる

全日本女子バレー編(2/4)
今回の全日本チームは、10代の若手が起用されたことでも話題になりましたが、その中でも一番若いのが、高校生の木村選手です。
どうやら物怖じしない性格で、あまり緊張するタイプでもないようですが、精神的には、まだまだ弱い部分もあるはずです。
高校野球などでもよく見られますが、うまくいっているときは、イケイケドンドンなのに、一度歯車が狂い出すと、もう止まりません。目を覆いたくなるほど、失敗を繰り返し、一挙に大量失点・・・ということを、時々目にします。
そのようなもろさは、木村選手も同じ。


柳本監督は、チームが乗っているときにだけ、木村選手を起用しました。
「彼女は、これからの子だから、気持ちよくできるところで使ってやる。ムードが良ければ、すごい力を発揮できる・・・」
17歳の高校生が、全日本のチームに入ることとはどんな意味があるか・・・
「何で、私が選ばれたんだろう?」
「でも、私につとまるのだろうか?」
うれしい反面、不安もいっぱいです。ですから、そんな不安を取り除き、自信を持たせてやるために、良い場面で使ってやるということです。
そんなことは当たり前だ・・・と思う方もいらっしゃるでしょう。
でも、実際に自分が同じことをできているか?
それを考えてみると、なかなかできていないことも多いのではないでしょうか。
柳本監督は、こんなことも言っています。
「つらい場面で使って、つぶしちゃいけない。可能性の芽を摘んではいけない」
人間、つらい場面を経験すると成長するものです。ですから、あえてつらい場面を経験させようとすることがあります。でも、それも相手次第ですよね。
最近では、若手を叱咤激励しようと、厳しく指導したら、会社に来なくなった・・・なんて笑えないような話があります。厳しく指導することが、若手を伸ばすとは言えない時代になってきたようです。
それを、「最近の若いヤツは・・・」と言ってみても何も始まりません。最近の若いヤツには、若いヤツなりの指導法というのがあるでしょう。
それが、
調子に乗せる・・・
うまくいきそうな場面で使ってやる・・・
そういうことなのかも知れません。
「過保護だ」
そういう声もあるかも知れません。
でも、マネジャー(直属の上司から、社長まで全部含めて)の役目は、自分のチームの結果を出すこと。
チームの結果を出すためなら、手段を選んでいては、いけないのではないか・・・
そう思いませんか?

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