人はリーダーの背中を見て育つ

先日、ある経営者の方が集まる会に参加しました。
その中で、テーマに上がったことの一つが、「経営者が本気かどうかで、社員たちのやる気も変わってくるし、真剣度も変わる」というようなことでした。
ところで、経営者が本気かどうかというのは、どこから伝わるのでしょうか?
その一つは、行動ではないか、という意見が出ました。
いくら口で言っていても、行動が伴わないのでは、社員は信用しないということです。
ところが、言葉と行動が一致しない社長(別に社長に限りませんが)というのは、非常に多いものです。
たとえば・・・


「お客様第一」といっておきながら、平気でお客様をないがしろにするような決定をする社長。
「経費を節約しろ」といっておきながら、交際費を使いまくる社長。
「会社を変革するぞ」といっておきながら、新しいことをやろうとすると、「それは・・・」といってうやむやにしてしまう社長。
本人は、言行不一致ということに気づいていませんが、端から見ると、「言ってることと、やってることが違うじゃ~ん!」ということがよくあります。
なんで、こんなことを急に思ったのかというと、この記事です。
日刊スポーツ新聞より引用————————————
<広島5-4巨人>◇2日◇東京ドーム
 巨人がまたしても微妙な判定に泣き、広島に連敗した。堀内監督は審判にあきれていた。1点を追う8回裏1死一、三塁だった。ローズの中飛で三塁走者の二岡がタッチをかいくぐり生還したように見えるが、アウトの判定。同点機を逸した。しかし、指揮官は抗議することをしなかった。
 堀内監督「抗議? (審判が)分かってないんだもん。(きちんと)見ていたらセーフですよ。言うのが嫌になってきた。ホントひどいよ。あれこそチャレンジだよ。それでもアウトと言うだろうな。ジャッジだからさ…。しょうがないって言うしかないよな、レベルが低いから。もうちょっと勉強して欲しいな。永遠のテーマかもしれんけど」。
全文は、こちらを
引用終わり————————————————–
確かに、講義をしても審判の判定は、覆らないかもしれません。
でも、本気で勝とうと思っていて、間違った判断が下されたら、何とか、それを正そうと努力をするものですよね。
それを、「どうせ講義しても無駄だから・・・」とそのまま放って置いたらどうなるでしょうか?
当たり前ですが、周りの選手も、「あれは仕方ないよね・・・審判の判定だもの」と、思ってしまいます。そして、この精神は、その他にも波及していくのです。
「あれだけ相手のピッチャーが良ければ、打てなくても仕方ないよ」
「これだけピッチャーが打たれたら、ゲームにならないよ」
「こんなに寒くちゃ、コンディション悪くてダメだよ」
確かに、言っていることは間違ってはいないでしょう。
でも、聞き方によっては、ただの言い訳にしかすぎません。
勝てないことを、周りの環境のせいにしたり、その日の調子のせいにしたり、人のせいにしたり・・・
ちょっとしたことから、言い訳を許す集団になってしまうのです。
先ほどの記事に戻れば、やはり、堀内監督は、猛烈な抗議をするべきだったと思います。それによって、結果が覆らなくても、です。よく言われることですが、監督自らが、真剣に戦っている姿を見せることで、選手たちに気合いを入れる効果があるからです。
もっとも、しつこく抗議をすると、試合時間が長くなって、視聴率が落ちるとか、野球の人気が落ちるとか、そういう事情があったのかもしれませんが・・・
でも、一野球ファンとして言えば、あんまりしつこい抗議もどうかと思いますが、勝ちにこだわる姿勢は見せてくれた方が良いと思います・・・
いずれにしても。
リーダーは、言葉で言い続けることも重要ですが、行動で示すことが重要だというわけです。

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