2005/04/22 / 最終更新日 : 2005/04/22 masaya_onose 経営のヒント 原点回帰で、元気になろう!何気なく、ホームページを見ていると、こんな記事がありました。 記事の一部を引用しますと、 球離れまでを滑らかにする調整をした上で「思い切っていこう」と決めた。直球で逃げずにストライクゾーンを突いた。 「腕を振って、変化球と直球を同じに投げるのが僕のスタイル。緩急が一番だと思った」と原点を再確認したようだ。 とあります。 まとめれば、「自分のスタイルを思い出して、思い切っていこう!」ということです。 こういうことは、プロのスポーツ選手などの、高度な専門的技術を持つ人だけに当てはまるような気もします。でも、自分の過去を振り返ってみると、そんなこともないことに気づきます。 誰でも、壁にぶち当たって、悩むことがあります。人から見ると些細なことでも、本人からすると大きな問題。 「何、そんなことで悩んでるんだよ」 といわれても、自分にとっては大きな問題で、これで悩むなといわれても、困るばかりです。 そんな悩みを解決するのに、この「原点回帰」はとても重要だと思います。もちろん、悩みの種類にもよりますが、特に仕事をしていて、「自分はこの仕事に向いているのだろうか」とか、「転職した方が良いのではないか」とか、大きな転機に来たときは、原点回帰が重要です。 「自分は、なぜ、この会社を選んだのか?」 日々の仕事をしているうちに、忘れてしまいがちです。でも、このことは、とても重要なことです。 実際には、志望動機とは関係のない仕事をしているし、異動の希望も通らないし、「自分がなぜ、この会社を選んだのか?」などということは、どうでもよいことのように思えるかもしれません。 でも、入社当時の思いを持って仕事をするのと、仕事だから仕方なくやるのとでは、自分のやりがいが違うはずです。 「仕事がつまらない」 こう思う会社員は、少なくないでしょう。 その原因は、与えられている仕事の問題であったり、上司の問題であったり、環境の問題であったりするかもしれません。 でも、一番大きなのは、その人の心の持ち方です。 心の持ち方一つで、仕事は面白くもなれば、つまらなくもなります。単なる精神論のようですが、厳然たる事実です。 その心の持ち方の一つとして、「自分はなぜこの会社を選んだのか」という動機と、今の自分の仕事を結びつけるやり方があります。 現実的には、やりたかったこととは、遠い仕事をしていることも多いわけですが、それを無理矢理にでも結びつけるわけです。 たとえば、自分がテレビ局に勤めていて、「人々に感動してもらえるような番組」をつくりたくて入社したとしましょう。 でも、現実の仕事は、総務。 番組づくりとは、まったく関係ありません。やりたくもないし、好きでもない総務の仕事。 でも、総務の仕事を「人々に感動してもらえるような番組を作る人をサポートする仕事」ととらえれば、どうでしょうか? 強引な結び付け方かもしれませんし、確かに無理があるかもしれませんが、間接的には、「人々に感動してもらえる番組づくり」に関わっているわけです。 そうやって考えた場合、仕事のやり方だって変わってきます。ただ単に与えられた仕事をやるのではなく、どうやったら、番組づくりをしている人たちのサポートができるかと、真剣に考えるようになります。そうすると、不思議なことに、仕事も面白くなってきたりするのです。 誰でも、最初から、思い通りの仕事ができるわけではありません。自分の仕事に満足できるかどうかは、結局、自分次第。 不満を言っているよりも、現状を受け入れて、それを楽しんでみませんか? きっと、楽しくなると思います。Follow me! @onose_masaya投稿者プロフィール masaya_onose最新の投稿変革ストーリー2021.01.11【企業変革ストーリー】第一章「一念発起」経営のヒント2020.02.24上司のひと言で部下は変わる経営のヒント2020.02.17人前で話すのが苦手だった私が、今では講師になりました…経営のヒント2020.02.10経営者やリーダーに人望は必要なのか?FacebooktwitterHatenaPocketNo related posts.コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目ですコメント名前 * メール * サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 email confirm*post date*日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)