部下の自主性を奪う方法

部下の自主性を奪いたければ、何から何まで上司が決定して、有無をいわさず従わせればOKです。

部下の意見には耳を貸さず、もし部下が何か提案してきたとしても、すべて無下に却下していれば、そのうち提案もしてこなくなるでしょう。

さらには、今日は「絶対に右」といっておいて、明日になったら理由もいわず「イヤ、左だ」というのもいいことです。理由を聞かれても、「とにかく左だ」と言い張れば、なおのことグッドです。もし、「昨日は右とおっしゃっていましたが」と追求されたら、「うるさい!黙れ」といえばいいでしょう。

ちょっと違ったパターンとしては、部下にある仕事を任せておいて、しばらくしてから、「やっぱりお前には任せられない」と取り上げるという方法もあります。その際のポイントは、理由をきちんと説明せず、「とにかくダメだ」と仕事を取り上げることが大切です。

あるいは、部下に任せた仕事に、途中からズカズカと介入するというのもいい手です。コツとしては、これから頑張ろうと思っているところを見計らって介入したり、今からやろうと思っているのを先取りして介入するのがいいでしょう。

また、「どうせお前にはできないから」と、そもそも仕事を任せないというのもグッドです。よりいいのは、それを口に出して伝えることです。「どうせ、何をやらせてもできないんだから」と、何も期待していないことを態度で表すのもいいかも知れません。

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さて、こんなことを書くと、そんなことする訳がないと思われる方もいらっしゃるでしょう。

ところが、現実的には、似たようなことが日常的に起こっています。ここまであからさまではなくても、それに近いことは実際に起こっています。意識してやっているわけではなく、気がつかないうちにやってしまっていることがあるのだと思います。

もっとも、実際には、先ほど書いたほどに極端なことはないと思います。もっともっと、部下への気遣いなどがあるはずです。でも、どうしても我慢できなくなったり、思わず感情的になって、やってしまっていることがあるのです。見方を変えれば、だからこそ、気づかずに部下の自主性を奪うようなことをしているのかも知れません。

結局、こういうことが起こる根底には、部下への信頼の欠如が眠っています。

部下がどれだけできるかという点については、当然のことながら、人によって違います。また、意欲的、積極的な社員ばかりではないことも事実です。

それでも、根底には、社員への信頼が必要です。

社員自身の力で、どこまでできるかは分かりません。でも、どんな社員にも、それなりにできることはあります。

その部分を信頼して接していれば、最初に書いたようなことは起こるはずがありません。

そして、部下の自主性が奪われることもありません。

この世の中に、最初からやる気のない社員はいません。

同様に、自主性のない社員もいません。

もし、やる気のない社員、自主性のない社員がいるとしたら。。。

それは、どこかで、誰かが、やる気や自主性を奪い取ってしまったからなのです。

本当は、どの社員にも、意欲や能力がある!

そう思って接していれば、次第にその真価を発揮してくれるはずです。

信じられるかどうか。

それが大切な気がします。

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