【経営者からのお悩み相談】新型コロナウイルスの影響が大きいが、社員の危機意識がない

新型コロナウイルスの感染が拡大しています。
幸い弊社は、今のところは業績に大きな影響は出ておりません。
ただ、これだけ自粛が進み、様々な企業にも影響が出ている状況なので、
徐々に影響が出てくるものと想定されます。
ところが社員は、感染についての不安は大きいものの、
会社の業績については、あまり危機意識を感じていないようです。
気を引き締めてやって欲しいのに、今一つ響かないのですが、何とかならないでしょうか。

新型コロナウイルスの感染拡大が止まりませんね。

世界的に大変なことになっているのは、共通の認識のはずですが、人ごとか自分ごとかという点では、大きな違いがあるように思います。

経済的な面でも、自分への直接的な影響がどの位あるかによって、受け止め方が違っているようですね。

営業を自粛していたり、客が激減しているビジネスの経営者は、大きな危機感を持っているでしょう。

パートを休まなければならなくなった主婦は、自分の給料がなくなることに不安を感じています。

比較的人ごとになりやすいのは、売上が急激に減少していない会社の正社員でしょう。

世界的に大変な状況なのは分かっているけれども、自分にはあまり関係ない、対岸の火事のように思っているのかもしれません。

まずは会社が置かれた現状の確認と共有を

社員の危機感があまりないというのは、やはり自分ごとになっていないからです。あるいは、危機感を持っていても、何をしたら良いのか分からないという可能性もあります。

いずれにしても、まず最初にやるべきことは、現在の状況を確認し共有することです。

予想できる範囲で、この先の業績がどのように推移していくと想定されるのか、それがどの位大変なことなのか、社員の給料や勤務に影響が出そうなのか、など、できるだけ具体的に伝え、共有してください。

現状の認識が共通のものにならないと、その後の動きでも食い違いがでてしまうからです。

むやみに不安をあおってはいけない

そのとき注意すべきことの一つは、むやみに不安をあおらないことです。

危機感を醸成するために、少し大げさに伝えたりすると、不安が大きくなることで萎縮したり、浮き足だったりしてしまい、行動力が低下します。そうなってしまっては意味がないので、あまり不安を大きくしないようにしましょう。

そのためにも、「厳しい状況になりそうだが、○○をやっていけば大丈夫」と、やるべきことを具体的に示しつつ、それで大丈夫だという安心感を与えることが重要です。

もちろん、絶対に大丈夫とは言い切れないと思いますが、それでもトップが「これをやれば大丈夫」といってくれるだけでも、社員は安心し、やるべきことに集中できるようになるはずです。

やるべきことは、具体的に指示する

現状の認識を共有したあとは、具体的に何をやるべきなのかを伝えましょう。

ただ何となく「頑張ろう」というだけでは社員は動きません。何を、どのように進めていくのか具体的に説明することが大切です。通常とは違うので、ある部分に絞り込むなど、焦点を明確にする必要もあります。

焦点を明確にすることで、何をやるべきかが分かれば、余計なことを考えずに、そのことに集中できるようになるからです。

まとめ

  1. 危機感を持たせるために不安をあおってはいけない
  2. 会社が置かれている厳しい現状を共有する
  3. 何を、どのように進めるのか、具体的に説明する

大変な状況ですが、力を合わせて乗り切っていきましょう!!