優勝ヤクルトの合い言葉は「絶対大丈夫!」
私の事務所は、横浜にあります。
で、すぐ近くに、横浜スタジアムがあるんです。
昨晩、9時半ぐらいでしょうか。
スタジアムの近くを歩いていると、
いつもよりも何だか熱い!
賑わっている。
ただ単に試合が終わったばかりなのかな、
そう思いましたが、
よく考えてみると違いました。
対戦相手のヤクルトの、
優勝が決まったんですね。
だからか・・・
ところで、このヤクルト。
昨年は最下位。一昨年も最下位。
2年連続最下位だったのに、
今年は見事に優勝!
素晴らしいですね!
でも、こういうチームは、
前半調子よくても、
後半の勝負どころで、
プレッシャーに負けて、
ズルズルと負けていく・・・
というパターンが結構あるんですよね。
優勝なれしている球団と、
そうでない球団では、
「ここ」というところでの、
踏ん張りが違う。
優勝慣れしている球団は、
落としちゃいけない試合は、
確実に勝っていく。
逆に、そうじゃない球団は、
ここぞというところで、
負けてしまう・・・
ところが、今年のヤクルトは、
まったくそういうことがありませんでした。
3球団で争っていたのは、
8月下旬ぐらいまででしょうか。
その頃は、実は、ちょっともろい感じが、
ないわけでもなかったんですよね。
でも、そのあとは、なかった。
なぜか。
高津監督の、
「絶対大丈夫」
「絶対大丈夫だから」
という言葉で、
選手たちが浮き足立つことがなくなった。
持っている力を、
思う存分出すことができた。
そういうことのようです。
人を勇気づけること。
人を励ますこと。
人の力を引き出すこと。
人をパワーアップさせるためには、
パワーを注入してあげる必要があるんです。
もちろん、自分で火をつける、
自家発電して、
パワーアップできるのなら、
それに越したことはありません。
でも、なかなかそうはいかない。
そんなときには、
「大丈夫」
「お前ならできる」
「これまでがんばってきたんだから大丈夫」
そんな言葉がけがいいんですよね。
でも、逆のことをしたりします。
「ここで負けちゃダメじゃないか」
「しっかりしろ」
「何やってるんだ」
でも、それじゃぁ、かえって、
緊張が高まりすぎて、
肩に力が入って、
持ってる力を発揮できない。
そんなことになるのです。
絶対大丈夫!
こういっていれば、
絶対大丈夫!
っていうことではありませんが、
とても大切な言葉です。
「絶対大丈夫」
信じてください。
絶対大丈夫!