何が学べる?!今年もやってきた「クリスマス・イブ」2021バージョン発売!
12月になると、
街を歩けばイルミネーション。
すっかり、クリスマス仕様に生まれ変わります。
でも、まあ、だからといって、
クリスマス・イブというには、気が早い・・・
そんな私のところに届いたのが、
今やクリスマスソングの定番中の定番、
山下達郎師匠の「クリスマス・イブ 2021版」です。
この季節になると、毎年発売され、
昨年まで35年連続でトップ100入り!!
という伝説の曲です。
恐らく、今年も、トップ100入りするでしょうね。
ところで、これってひょっとすると、
自分のビジネスのヒントになるかもしれません。
「特典で儲ける作戦」とでもいえばいいでしょうか?
ということで、今日は、
達郎さんの「クリスマス・イブ」についてです。
大ヒット曲でも、普通は懐かしい定番ソングになってしまう
さて、なぜ、この曲は、35年連続で、トップ100入りしているのでしょうか?
もちろん、一番の理由は、曲が良いから。
それと、やっぱり「クリスマス」関連だったからでしょうね。
そして、商業的に一番大きいのは、JRのキャンペーンに使われたこと。
これがなければ、ここまでの大ヒット曲、
クリスマスのド定番には、ならなかったでしょう。
でも、これだけだったら、「35年連続」にはなりません。
良い曲で、クリスマスの曲で、キャンペーンで大ヒットした!
ここで終わりです。
つまり、
「あ、この曲、大学生のときにヒットしたよね!懐かしい!!」
というような、定番ソングで終わってしまいます。
実際、そのような人気のクリスマス曲は、たくさんあります。
35年連続チャート入りする秘密は何か?
では、なぜ、達郎さんの「クリスマス・イブ」は、35年連続でトップ100入りしているのか?
それは、
再発しているから!!
言い換えれば、
売ろうとしてるから!!
売る努力をしているからこそ、今も毎年チャートに入り続けているのです。
では、どんな努力をしているのでしょうか?
タイトルは不変だが、内容が毎回変わるので、つい買ってしまう・・・
ファンならご存じでしょうが、
ここ数年、この季節になると、
ちょっとずつ違う「クリスマス・イブ」が発売されています。
今年の売りは、おうちカラオケ。
オリジナルのカラオケで、
達郎さんが自宅のスタジオで歌う、
というもの。
貴重な音源ですから、
それが収録されちゃうというのなら、
もう買うしかありません。
というファンを狙っての発売でしょうね…
一体、我が家に、「クリスマス・イブ」は、何枚あるのでしょう?
すべてを買ったわけではありませんが、結構買っています。
なぜ買うのかといえば、少しずつ違うからです。
「クリスマス・イブ」の七変化
では、これまでどんな変化があったのか、
記憶だけを頼りにまとめてみます。
(なので、正確ではありません)
おおざっぱに言うと、
大体、2010年ごろまでの再発は、
デジタル技術の発展によって、
CDの音がよくなっていたんです。
これは、一聴すればすぐ分かるもので、全然違う音になっていました。
その後は、音質の向上というよりも、
オリジナルカラオケが収録されるとか、
何かのライブバージョンが収録されるとか、
中身が変わってきました。
パッケージのデザインが違うこともありました。
CDじゃなくて、アナログ版で、
しかも、クリスマスっぽく、レコード盤がホワイト、
というのもありました。
そして、そういうちょっと違う「クリスマス・イブ」を、
発売されるたびに買ってしまう、というこの私・・・
握手券が欲しいからCDを何枚も買ってしまうという、
どこかのアイドルファンのことを、
私は笑うことができません・・・
他にもある「おまけ」で買わせる商品たち
こういうのって、実は、結構ありますよね。
私が子どものころはまっていたのは、「野球スナック」。
小さなスナック菓子を一つ買うと、
プロ野球選手のカードが1枚ついてくるというもので、
当時の少年たちは、
ほぼはまっていたのではないでしょうか。
せっかく買っても、同じカードが出たりするので、
友達と交換したりして、
できるだけたくさん、違うカードを集めました。
スナックが食べたくて買うのではなく、
カードが欲しいから、スナックを買う・・・
コレクター心をくすぐるような商品は、
結構、そうなりますよね。
実用面からはいらないんだけど、
かわいいから買っちゃう。
かっこいいから買っちゃう。
全部揃えたいから買っちゃう。
そんな風に、マニア心をくすぐるんですよね。
アイデア次第でもっと売れる!
こうやって考えてみれば、
今ある商品を、もっともっと売る方法が、
何か見つかるかもしれません。
世の中で売られている商品やサービスを見て、
そこから何かアレンジできるものはないか。
自分の会社に取り入れられそうなものはないか?
どうすれば取り入れられるのか?
そう簡単に思いつくものではないかもしれませんが、
そうやって考えてみることで、
突破口が見えてくることもあります。
ぜひ一度、考えてみて下さい!!