日経「カイシャの未来~社員はコストじゃない」を読んで
昨日から今朝にかけて、
関東地方は大荒れの天気でした。
タイミングは違うものの、
各地、雨、風がすごかったのではないでしょうか。
今ごろ、台風!?
という感じでしたが、
もう12月ですからね。
何だか、変な陽気です。
「社員はコストじゃない」
ところで、今週から、
日経新聞で新しい特集が始まっています。
そのタイトルは、「カイシャの未来」
元の記事はこちら
(有料会員じゃないと全部見られないかもしれません)
本日付の記事は、
「社員はコストじゃない」
記事には、
「企業会計ではモノとカネは資産になるが、ヒトはただ費用として扱われる」
とあります。
確かにそうですね。
でも、人材は重要な資産だという論調で、
こんなことも書かれています。
「ヒトこそ競争力を左右する資産だ。働きがい向上は3年後の業績に寄与する」
これもまた、大体賛成です。
「大体」賛成、というのは、
少々異論もあるからです。
それは何か?
人こそ、競争力を左右するもっとも重要な資産である
私が賛成するのは、
「人こそ競争力を左右する資産だ」
というところです。
人がどんなモチベーションで働くか。
どんな能力を身に付けているか。
どのようにチームワークを築いていくか。
などなどによって、
企業の力は大きく変わります。
別に、社員を蝶よ花よと持ち上げたり、
チヤホヤする必要はありませんが、
でも、大切な仲間であり、
重要な戦力です。
資産という言い方をしてしまうと、
人をもの扱いしているような気がするので、
私は、パートナーといったり、
仲間といったりします。
どちらも、自分にとって大切なもの、
という意味が含まれます。
それから、同じ方向を向いている、
同士だとも思っています。
いずれにしても、
社員をコマとして扱ったり、
コスト要因として扱っているのでは、
強い会社を作れないと思っています。
働きがい向上が業績に寄与するのは3年後?
と、ここまでは、記事に賛成です。
ちょっと違うと思うのは、
「働きがい向上は3年後の業績に寄与する」
というところです。
まあ、いっている意味は、
よく分かります。
現実的に、今すぐ業績に影響するわけではなく、
少し先になるというのが、
一般的なのでしょう。
でもですね・・・
3年も必要か?
と思います。
やり方次第ですが、
1年もあれば、確実に成果は、
目に見えてきます。
いかに「お客さんのため」を徹底するかで業績が変わる
私がいつもいっている、
「楽しい会社をつくろう!」
というのは、
おおざっぱに言い換えれば、
ここでいう「働きがい」のある
会社でもあります。
ただ、何でも初級、中級、上級と、
段階があるように、
働きがいのある会社にも、
ステップがあると思うのです。
いきなり「志」とか、「目的」とか、
小難しいことをいう前に、
もっとシンプルに目標を定めることが、
大切だと思います。
まずは、目の前の仕事。
ビジネスですから、
いかに、お客さんのために仕事するか。
それだけです。
そこに集中すれば、
働きがいも出てくるし、
業績も向上します。
3年なんていわず、
もっともっと早く
向上します。
ホントです。
もちろん、やり方次第ですけど。
そういえば、そんなことを書いた
レポートがありました。
社員を目の前の仕事に集中させ、
業績を向上させる。
お客さんのために尽くす、
お客さんのためを考える社員を育てる。
働きがいのある会社にして、
もっと活力のある会社をつくる。
そんなことをお考えの方には、
お役に立てるレポートですよ!
興味のある方は、こちらからどうぞ!
https://syncom-p.com/lp/saitan/