「あれ、俺何やってんだろう・・・」そう思ったときにやるべきこと

みなさんは、
どんなバイトをしていましたか?

バイトで何をするかって結構重要で、
その選択が、のちのち、
人生を大きく左右する・・・
なんてこともあるんですよね。

そのときは分かってませんから、
適当に決めちゃいますけど。

私も、適当に決めたのですが、
それが塾講師のバイト。

せっかく大学生になったので、
大学生らしいバイトをしようと思い、
それなら塾講師か家庭教師だろうと、
たまたま家の近所で募集していた、
塾講師になりました。

でも、これが、結構その後の人生に、
大きな影響を与えています。

生徒に教えて、
生徒がいい成績をとって、
そのことによって、
生徒が喜び、塾長も喜び、感謝される。

それが、快感になって、
卒業ギリギリまで、目いっぱいやっていました。

そして、そのときの充実感が忘れられず、
コンサルタントになってしまいました。

コンサルタントも、
塾講師に似たところがあります。

つまり、自分ががんばることが、
誰かの喜び、幸せにつながるということです。

生徒がいい成績をとるのは、
生徒の努力の結果ですが、
そこに塾講師である私も、
少しは貢献しています。

同様に、クライアントの会社が、
業績をアップさせたり、
ワンチームとしてまとまっていったり、
新たな事業をスタートさせたり、
いろいろな成果をあげますが、
それは、もちろん、
クライアントの社員の力です。

でも、そこにコンサルタントとして、
私も多少は貢献していて、
成果を上げた喜びのおこぼれを、
頂戴しているというわけです。

大学生のとき、生徒が、
「いい点取れたよ!」
と喜んでるのを見て、
とてもうれしく思ったのと同じように、

今は、クライアント企業が、
「業績回復してよかった!」などと、
喜んでるのを見て、
私もうれしく思っているわけです。

このように、コンサルタントと、
バイトでやっていた塾講師は、
似ているところがあります。

でも、決定的に違うことが、
一つあります。

塾講師とコンサルタントの違いではなく、
立場の違いというべきでしょうか。

つまり、今は、
私は、コンサルティングをするだけではなく、
コンサルティングを売ることも、
重要な仕事だということです。

というか、
まず売らないと、
コンサルティングもできません。

塾講師のときは、
生徒は塾の方で集めていましたから、
ただ、教えていればよかったのです。

塾という環境も整っていたので、
そこで教えることに集中できました。

でも、今は、違います。

いくら、コンサルティングをやりたくても、
依頼してくれるクライアントがいなければ、
やりようがありません。

まずは、コンサルティングを売るという、
コンサルティングそのものとは、
少々違うことをやらなければいけません。

そこで、戸惑います。

もともと、やりたかったこと、
得意なことは何かといえば、
それは、コンサルティング。

でも、それをやるためには、
その前にコンサルティングを売る、
営業をしなければならない。

でも、営業は好きじゃない!

どうやったら良いか分からない!

なかなかうまくいかない!

「あれ、俺何やってんだろう・・・」

ふと、そんなことを思うときがあるわけです。

他のパターンもあります。

もっとこうすれば売れるだろう・・・

これをやれば利益が出る・・・

ここを削れば効率的・・・

つまり、コンサルタントというよりは、
経営者としての目線で、
事業を成長させよう、
より効率化させようとすることです。

これは、もちろん大事なのですが、
そればかりになると、

「あれ、俺何やってんだろう・・・」

「何のために、このビジネスやってるんだっけ・・・」

なんてことになったりします。

そんなときは、原点に返る。

初心に返るといってもいいでしょう。

それを時々やらないと、
本当に大切なことを、
見失ってしまうような気がします。

見失ったままだと、
どこかで暴走したり、
どこかにほころびが生じたり、
ビジネスがうまく回らなくなります。

そうなる前に、原点に返る。

とても大事ですよね!

「初心忘るべからず」

昔からいわれてますからね!

塾講師の話を書いていたら、
ふと、そんなことを思いました。

ホントは、違う話を書くつもりだったのに!

そっちの話は、また明日!

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