なぜ、コンサルタントは怪しすぎるのか?

寒い毎日です。

外が寒いこんな日は、
暖かいものを食べて、心温まる小説でも読んで、
まあ、映画でもドラマでも良いけど、
少しでも暖まりたいものです。

でも、仕事のことを考えると、
心温まることもあれば、
極寒のシベリアのような(って行ったことないけど)
寒さに震えるようなこともある・・・

コンサルタントをやっていると、
すごく頼りにされて、ものすごくやりがいを感じるときと、
全然信用してもらえず、とても寂しい思いをするときと、
両極端です。

どうして、こうなるのでしょう?

ということで、今日は、

どうしてコンサルタントが信用されないのか?

どうして怪しまれてしまうのか?

について考えます。

これって、実は、「コンサルタント」だけの問題じゃありません

すべての業種に関連すると思いますので、
ぜひ、最後までご覧になって下さい。

よく分からないものは、信用されない


まず、私が、どういうときに信用してもらえないかといえば、
最たる例は、初対面のときです。

特に、誰と出会うか分からない、異業種交流会などでの名刺交換。

最近はそうでもありませんが、
かつては、露骨に嫌な顔をされました。

経営者が集まる会に来ているコンサルタントといえば、
営業目的に間違いないので、相手は警戒したのでしょう。

その気持ちはよく分かります。

露骨に嫌な顔をされていたときは、
今よりも20歳ぐらい若く、年上の経営者の方が多かったと思います。

ですから、

「こんな若造に何ができるんだ?」

と思われたのかもしれません。

それと、そもそも、
コンサルタントといっても、
本当にいろいろなコンサルタントがいるので、

「こいつは、一体何のコンサルなんだ?」

という疑問もあったでしょう。

私自身、何が売りなのか、
どんな価値を提供できるのかを、
要領よく説明できませんでしたから。

今思えば、若いし、何をやるんだか分からないし、
創業したてで実績もなさそうだし、

「こいつ、信用できないな」

と、思われたのでしょう。

何でもできそうなことをいうから、信用できない

他にもいろいろあります。

今でこそ、もう私はやりませんが、
かつては、私もやりがちだったことです。

それは何かというと、仕事が欲しいので、
ちょっとさばを読んで、というか、
相当さばを読んで、
何でもできるような振りをしてしまうことです。

でも、それって、相手の立場で考えたら、
相当怪しいですよね。

この世の中に、何でもできる奴なんて、いるわけない!!

あれもできる、これもできると、何でもできるようなことを、
一生懸命アピールしても、かえって怪しいばかりです。

「調子の良いこと言ってるな!」
「どうせできないくせに」

そんな風に思われてしまうのが、
落ちでしょう。

「アピールしすぎは、信じてもらえない」

ということですね。

できないことをできないと言わず、あとでばれる・・・

これは、何でもできるようそうな振りをすることの裏返しですが、
できないことはできないと、
はっきり言わないのも、信用されませんね。

でも、仕事が欲しいときは、それがいえないんですね。

目の前の相手が困っていることが判明して、
これに対応すれば、仕事になる!

そう思うと、ついつい、できそうなことを言ってしまうんです。

もちろん、絶対にできないようなことは、
昔も今も、できないといいますけどね。

でも、以前は、これならいけそうかなと思うことなら、
できないとはいいませんでした。

こちらの都合ですが、何ごとも経験ですし、
チャレンジしたいと思ったものですから。

ただ、相手に対して誠実に振る舞うのなら、
その旨をきちんと言うべきですよね。

ひょっとすると、そのことによって、
仕事の機会が失われるかもしれませんが、
それが誠実な対応だろうと思います。

でも、やらない人も、結構いる!

ような気がします。

怪しさを取り除かないと、なかなか売れない

コンサルタントが怪しまれる理由は、
細かいことをいえば、もっとあると思いますが、
キリがないのでこの辺にしておきます。

それに、重要かつ主要なポイントは、
上記の3つだと思うからです。

そして、この3つは、
すべての業種に当てはまります。

特にサービス業。

サービス業は、商品の形がないので、分かりにくいんですよね。

だから、信用されにくい

そして、その信用されにくい部分を取り除かないと、
買ってもらえない
んですよね。

ここは、すべての業種に当てはまります。

売るために大切な、とても基本的なこと

セールスライティングを学ぶと、
どうやったら売れるか?
どうして買ってもらえないのか?
が分かりますが、
今日のポイントが、見事に当てはまってるんです。

たとえば、

広告やランディングページで、
買ってもらえない理由の多くは、
「分かりにくいから」

とか、

できる、できるというアピールは、
最初から疑って見ているから、信用されない。
第三者の声を取り入れよう!

とか、

あえて「できないこと」「不便なこと」を
伝える
ことで、信用力が増す

とか、

いきなりアピールばかりしても信用されない。
少しずつ知ってもらって、
関係ができてからセールスしないと、
買ってもらうことはできない。

とか。

どれも言われてみれば当たり前のことで、

「そりゃぁ知らなかった!大発見!!」

というようなことではないんですよね。

でも、忘れがちというか、うっかりしがちというか、
分かっているのについやってしまうというか・・・

だからこそ、時々、冷静になって、
見つめ直して見る必要がある
のではないかと思います。

皆さんもあらためて、確認してみて下さいね!

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