経営者はマーケティング責任者であれ!

売ることは、ビジネスを成立させる絶対条件

いい会社をつくるために、まずやらなければいけないのは、売ること。

ひょっとすると、売ることの前に、まずはいい商品をつくらなきゃダメだいう考えもあるでしょう。

確かにそうなのですが、いい商品をつくったからといって売れるとは限らないというのも現実です。

ですから、ビジネスを成立させるためには、やっぱり売ることが大切ですよね。

せっかくつくったモノを広めるためにも売る力が大切

ドラッカーさんもいっています。

「利益は目的ではないが、利益がなければビジネスは存続できない」と。

せっかくいい商品をつくったら、同時にしっかりとした売る仕組みをつくって、多くの人に買ってもらいたいですよね。

せっかく始めたビジネスを成功させるためにも、多くの人に買ってもらえるようにしなければいけませんよね。

誰もが売ることが得意とは限らない

ただ、やっかいなのは、何かモノをつくるということと、そのモノを売るということは、性格がかなり違うということです。

いいかえれば、モノづくりが得意な人が、必ずしも、つくったモノを売ることが得意だとは限らないっていうことなんですよね。

たまには、モノをつくることも、売ることも、どちらも得意な人がいるようですが、たいていの場合は、どちらか一方だけが得意という人が多いのではないでしょうか。

そして、かなりの経営者が、売ることよりもモノをつくることが得意で、ビジネスを始めているのではないでしょうか。

そして、苦労してつくった商品なのに、なかなか売上が伸びずに悩む・・・

そんなことはないでしょうか?

売ることを人任せにはできない

でも、だからといって、売ることを誰かに任せてしまって良いものかといえば、そうでもありません。

そのビジネスの責任者=事業主なら、事業の成長・発展、存続を決定づける「商品の販売」について、無視するわけにはいかないからです。

事業の責任者として、つくったモノを売るという責任があるからです。

といっても、もちろん、事業主自ら、販売員として売らなきゃいけないとか、営業に出かけなきゃいけないという話ではありません。

でも、販売を統括する責任者は、事業主だということを忘れてはいけないと思うのです。

誰かに任せっきりでは、自分の事業をコントロールできないからです。

自分の事業の舵をとるために、マーケティングを学ぼう!

事業主である以上、販売を人任せにしてはいけないのです。

もちろん、販売担当者がいて、その担当者に実務は任せるということが問題なのではありません。

販売やマーケティングのことがまったく分からずに、状況もつかめずに、どのようにすれば良いかも皆目見当がつかない・・・ということになってはいけないのです。

実務は任せるけれども、戦略や方針は自分が決める。

それができなければ、事業主として、自分のビジネスをコントロールすることができません。

ですから、そのために事業主は、マーケティングを学ぶ必要があるのです。

事業主は、マーケティング責任者だ!

もちろん、しつこいようですが、マーケティングの実務担当者になる必要はありません。

でも、何も分からない・・・では済まされないのです。

事業主は、マーケティング戦略を立案する戦略家にはならなければいけません。

実務担当者に指示を出せる、マーケティング責任者にならなければなりません。

マーケティングを学ぶための情報を提供します!

私自身も、マーケティングについては、常に学んでいます。

戦略的なことから、細かな戦術、具体的施策まで、日々研究しています。

そこから得たヒント、共有したい情報などを、ここにまとめていきますので、是非、参考になさって下さい。

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