どうすれば、売上・利益率が向上できるのか?
売上向上・利益率向上のための3つのステップ
売上向上や利益率向上を実現するためには、次の3つのステップが必要です。
- 現状調査(顧客リサーチ・競合リサーチ)で問題の原因を探る
- ワークショップで解決策を探る
- 実践トレーニングで実行力を高める
会社の状況や何を目指すのかによって、それぞれのステップの重要度は変わります。
ただ、どんな状況でも、どんな会社でも、この3つのステップで進めて行くことは変わりありません。
- もっと手っ取り早い方法はないのか?
- すぐに実行に取りかかれないのか?
- 面倒くさいことはやらなくていい!
いろいろな意見があると思いますが、この3つのステップを、順番に進めて行くことが、売上向上・利益率向上のためには、とても重要なことなのです。
1.現状調査(顧客リサーチ・競合リサーチ)で問題の原因を探る
売上向上、利益率向上を目指すためには、まず、売上が低迷している、あるいは、利益率が低いことの原因は何かを突き止めなければいけません。
- 売上が下がっている
- 利益率が下がっている
その事実を見ただけでは、どこに、どんな手を打てば良いのかが、はっきりしないからです。
- 何が問題なのか?
- どこに課題があるのか?
- その原因は何か?
問題がどこにあって、その原因が何かを特定しないと、問題は解決できないのです。
ですので、ちょっとまどろっこしいと思われるかもしれませんが、まずは、現状の調査を行い、問題のありかを探ります。
2.ワークショップで解決策を探る
問題がどこにあるか、その原因は何かを特定できたら、それを解決するためのアイデアを検討します。
そのとき重要なことは、実際に行動する人たち自身が、その検討を行うということです。
そうすることで、計画を実行する意欲が高まり、結果として、きちんと実行されることになります。
その検討を行うためのミーティングを「ワークショップ」といっています。
ここでいう「ワークショップ」は、参加型のミーティングです。
参加メンバーが意見を出し合い、新たなアイデアを検討したり、問題の解決策を検討したり、具体的な計画を決めたりします。
ワークショップをうまくやることによって、メンバーたちのモチベーションが高まり、売上向上・利益率向上の成果が出やすくなります。
3.実践トレーニングで実行力を高める
ワークショップで解決策を考えたら、次は、全社員でその解決策を実行していきます。
そのためには、新たな知識やスキルが必要になることがあります。
現場で実際に正しく行動していくためには、事前にしっかりと練習しておく必要がある場合もあります。
そのような情報共有、スキルアップのトレーニングを行うのが、実践トレーニングです。
実践トレーニングは、実際に新たな解決策を実行し始めたあとも続きます。
どんなことでも、実際にやってみると、想定していなかった問題や課題が見つかりますよね。
そのような、実際やってみて分かった問題・課題への対処や、当初考えていたプランを修正したり、見直したりする必要もあります。
実行力を高めていくためには、実践トレーニング(ミーティング)は、継続的に実施することが重要です。