「下手な鉄砲数打ちゃ当たる」の精神で行こう!
新しいことへのチャレンジの積み重ねが、大きな成果を生む
先週から始めた、メルマガ「実践!売上倍増計画」。
毎週、売上倍増に役立つ情報をお届けしていきます。
毎週一つのテーマに絞って情報をお届けするので、内容を確認し、自社のビジネスに活かしていただければと思っています。
そうやって、毎週少しずつ、いつもと違ったことにチャレンジしていくことが、大きな成果に繋がる一歩だと思っています。
今後とも、メルマガ「実践!売上倍族計画」をよろしくお願いします。
売上倍増の絶対的基本方針は「大量行動」
コンサルタントという仕事柄、いろいろな会社を見たり、いろいろな経営者と会って話をしたり、いろいろな事例を読んだり、見たりしています。
ビジネスがうまくいっている会社の事例もあれば、失敗してしまった事例もあります。
どちらも、本当にいろいろなものがあり、こうすれば成功するとか、こうすれば失敗するとか、安易に一般化できないと思います。
ただ、そうはいっても、いくつか、これは共通しているなというものがあるのも事実です。
それが、「大量行動」
売上を増やしていくために、絶対に欠かせないのが、大量行動なのです。
大量行動には2つの意味がある
大量行動には、大きくいうと2つの意味があります。
一つは、いろいろなことを試してみるという意味での大量行動
もう一つは、うまくいったことを徹底的にやっていくという意味での大量行動です。
考えすぎると何もできなくなる
一つ目の、いろいろなことを試すという大量行動。
誰でも、うまくいく方法だけを、効率的に実行したいものですが、世の中そうはいきません。
人生、やってみなければわからないことだらけ。
やってみる前から失敗するということが分かっていることもありますが、やる前から絶対にこれはうまくいくというのがわかるわけではありません。
無駄なことはしたくないので、事前にあれこれ考えますよね。
確かにそれは大事なことですが、考えすぎはよくありません。
考えすぎると、できないことばかりに意識がいったり、そのプランのダメなところばかり目についたり、とかくやらない方向に進みがちになります。
こうやっていれば、大失敗をしないどころか、少しも失敗をせずに済みます。
でも、結局、新しいことは何もできず、成果も上がらず、当然、売上が2倍になるなんてこともありません。
小さく試すことが、うまくいく方法を見つける最善策
そうならないためには、あれこれ考え過ぎずにどんどんやってみるという習慣をつけることです。
もちろん、どう考えても失敗することはしない方がいいし、リスクは小さくするに越したことはありません。
何も考えずに、とにかくやろうという意味ではありません。
ある程度考えたら、大々的に展開する前に、ちょっとだけ、テスト的にやってみて、うまくいくかどうかを試してみようということです。
最初にやるのはテストであり、うまくいくかどうかを試すもの。
そういう意識が定着すれば、失敗を恐れて何もできないということもなくなります。
素早く行動するという習慣もできてきます。
ですから、「まずは小さく試して、うまくいく方法を見つけよう」という考え方を根付かせていくことが大切です。
うまくいったら、徹底的にやる!
そうやって、うまくいく方法が見つかったら、それを徹底的に実行します。
たとえば、ある営業マンがうまくいくトークを発見したら、それをみんなで共有して、営業マン全員ができるようにする。そして、それを徹底的に実行するというようなことです。
あるいは、ある店舗でうまくいった販促キャンペーンを、他の店でも展開するというようなことです。
当たり前の話に思えるかもしれませんが、「うまくいったら、それをみんなでやる」という習慣ができていないと、成功事例が広がっていかないことがあります。
ですから、「まずは試しにやってみる」ということと併せて、「うまくいったら、みんなでやる」ということも、社員全員の意識に定着させることが重要です。
ダン・ケネディも唱える「大量行動の原則」
このことは、ダイレクト・レスポンス・マーケティングの巨匠、ダン・ケネディもいっています。
私がそれを見たのは、
彼の著書
『大金持ちをランチに誘え! 世界的グルが教える「大量行動の原則」』
という本です。
正直いうと、タイトルは、もう少し変えた方がいいのではないかと思いますが、コンサルタントや独立した専門職が学ぶべきことがいろいろと書かれています。
成功した専門医の言葉
そこに紹介されている、成功した専門医の言葉が印象的でした。
その専門医は、カイロプラクティック医院を3つ成功させています。どれも、年商300万ドルを達成しているそうです。
私は、30人の新しい患者さんに来てもらう一つのやり方は知りませんが、
一人の新しい患者さんに来てもらう方法を30通りは知っています。
そして私は、その30通りをすべて実行するのです。
ある専門医の言葉~ダン・ケネディ『大金持ちをランチに誘え!』より
つまり、ものすごくうまくいく方法は知らないけれども、確実に成果を出す方法はたくさん知っている。だから、その一つひとつを、確実に徹底的にやっていくということですね。
これを読んだときに、確かに、数字を挙げている会社、営業マンは、やることをやってるんですよね。やってないように見えても、よく話を聞いてみると、相当やっているということがよくあります。
当たり前の話なんですが、行動せずには、成果は出ないというわけです。
社員とやってみよう!
というわけで、ぜひ、やってみて欲しいことがあります。
社員とともに、確実に成果を出す方法をたくさん挙げて、それを徹底的にやって、成果を挙げるということです。
具体的な手順はこんな感じです。
ワークショップで、アイデアを出し合う
テーマは、「どうすれば売上が上がるか?」「どうすれば来店客が増えるか?」など
そこで出てきたアイデアを5つぐらいに絞り込む
最初は、とにかくたくさんのアイデアを出します。
ただ、それだけでは収拾がつかなくなるので、最終的には絞り込みます
その中から、優先順位を決めて、順番にやっていく
まず最初にやることは何かを明確にして、一つひとつ確実に、徹底的に実行していきます。
売上倍増のためには、地道な努力が欠かせない
しつこいようですが、売上を順調に上げている会社、成長している会社は、やることをやっています。やってないように見えても、やっています。
努力もしない。行動もしない。
それでは、売上倍増も成長も、発展も何もないのです。
もちろん、あなたは一生懸命努力しているでしょう。でも、それで結果が出ていないのなら、何か別のことをやるか、やり方を変えるか、何かチャレンジしてみなければならないのです。
ということで、ぜひ、社員とのワークやってみてください!
これが習慣になれば、大きな力になっていきますよ!