リーダーは評判を気にするな!いや、気にせよ!
リーダーは孤独です。
誰もが反対する中でも、
自分の考えを貫き通さなければならない、
そういうときもあります。
でも、そうやって、いつも、
自分の考えを押し通していると、
独裁になってしまいます。
ときには、周囲の声に、
耳を傾けるべきでしょう。
さて、これが難しい。。。
周囲の声を聞くべきか・・・
聞かざるべきか・・・
それが問題だ!
周囲の声を聞いてばかりだと、
「あの人は、周りに流される」
「頼りにならない」
「方針がしっかりしていない」
などといわれ、
じゃあ、周囲の声を聞かずに突っ走れば、
「あの人は人の話を聞かない」
「独裁だ」
「暴君だ!」
などといわれます。
いったいどうすりゃいいのさ!?
まあ、結局はバランスですよね。
それと自分なりのビジョンとか価値観を、
しっかり持つこと。
基本的な方針を守り抜く姿勢、
誰になんといわれようと変えない、
かたくなにやり抜く固い意志
と、
環境に合わせて、
周りの状況に合わせて、
臨機応変に変えていく柔軟性。
この相反する
「堅さ」と「柔軟性」
その両方を持つ必要があるわけです。
「言うは易し行うは難し」
なかなか難しいですね。
どうすればできるのかは、
人によって違うと思うので、
これといった決め手はありません。
でも、とても重要なものの一つが、
内省。
自分を振り返ってみること。
一日の終わり、
あるいは、一日の始め。
独りになれる時間を作って、
自分の言動がどうだったかを振り返る。
冷静に、客観的に、厳しく。
そうすれば、どんな人でも、
少しずつ適切なバランスが分かるし、
自分がどうするべきか分かるでしょう。
特効薬はないんですよね。
できれば、この辺で、
「実は、そのためにこんな講座をつくりました」
「これさえあれば、あなたも素晴らしいリーダーになれます!」
と、行きたいところなのですが、
残念ながら、今のところ、
そのような特効薬は開発されていません。
(鋭意努力中です)
でも、参考になりそうな本がありました。
熊平美香さんという方が書いた、
リフレクション(REFLECTION)
自分とチームの成長を加速させる内省の技術
という本です。
まだ、ざっと読んだだけですが、
なぜ、内省が必要なのか、
じゃあ、どうすればいいのか、
ということが、
比較的分かりやすくまとめられていると思います。
興味のある方は、
ぜひ、お読みになってみてください。
もっとも、大切なのは、
読むことよりも、実践ですけどね!