オススメ本『最高のコーチは、教えない』吉井 理人著

今日は、1冊の本をご紹介します。

タイトルは、

『最高のコーチは、教えない』

元プロ野球選手で、
メジャーでも活躍し、
日本ハムやソフトバンクで、
投手コーチを務めた
吉井理人さんの本です。

どんな方にオススメするかといえば、
社員の育成で悩んでいる社長
部下の育成で悩んでいる上司
結局、人を育てることに
悩みを抱えている人全員
でしょうか。

人を育て、もっと力を発揮させ、
成果を上げたい方
に、
是非とも、オススメしたい本です。

ただし、今までのやり方が絶対正しい、
自分のやり方を変えるつもりはない!
という方には、
オススメできません。

現実を変えるために、
自分も変わろうという、
勇気と覚悟のある方だけ
オススメします。

さて、なぜ、この本をオススメするのか?

一つは、吉井さんが、いわゆる「コーチング」のプロではないから。

コーチングを職業にしている、
プロのコーチがダメだと
いっているわけではありません。

ただ、そういう方の書いた本は、
初心者向けの本でも、
やっぱりまだ、専門的かなと思うのです。

どんなに初心者向けに、
分かりやすく書かれていても、
それでも、ちょっと敷居が高いというか、
ちょっと距離がある感じというか、
コーチングになじみのない人にとっては、
ちょっと取っつきにくさがある気がします。

その点、この吉井さんは、元プロ野球選手!

なぜ、自分がコーチングに興味を持ったのか?
というあたりから話が始まるので、
コーチングになじみのない人でも、
スーッと入っていく
と思います。

なぜなら、プロ野球というのは、
思いっきり体育会系で(当たり前ですが)、
いわゆるコーチングの世界とは、
かけ離れている世界です。

そこにいた吉井さんが、
コーチングに興味を持ち、
学び、身に付けていく過程が
描かれているので、
とても入りやすいと思います。

もう一つは、吉井さんが、
きちんと学問として学んでいること。

吉井さんは、引退し、
コーチを経験したあと、
筑波大学大学院
人間総合科学研究科体育学専攻に入学し、
体系的に、理論的に、
学ばれています。

コーチとしての実践した経験と、
理論的な裏付けの、
両方がある
ので、
とても説得力がある、
バランスのよい内容だと思います。

コーチングにはまったく縁のない人、
コーチングという考え方になじみのない人、
そんな人にも、分かりやすく、
興味深くまとめられていると思います。

ぜひとも、オススメしたい本なので、
内容について、
もっと詳しくご紹介しようかと思ったのですが、
Amazonのサイトに
詳しく書かれているので、
そちらのリンクを貼っておきますね。

『最高のコーチは、教えない』

興味のある方は、
そちらをご覧になってみてください。

人材育成、人材管理に、
とても参考になる本だと思いますよ!

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